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女性専用車両を復活させたのは京王電鉄
まちがって女性専用車両に乗ってしまい、あわてて隣の車両に移動した経験のある男性は少なくないでしょう。日本における女性専用車両の歴史は意外に古く、『1912年(明治45年)1月31日に東京の中央線で朝夕の通勤・通学ラッシュ時間帯に登場した「婦人専用電車」が最初』(「女性専用車両」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2012年2月12日 (日) 04:45 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org)とされています。これは、『男性と女性が同じ車両に乗るのは好ましくないという当時の国民性を反映して導入された』(同 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』)とのことです。1947年に通勤ラッシュから女性と子供を守る目的で、再び中央線に「婦人子ども専用車」が導入されたそうですが、1973年に「シルバーシート(優先席)」が導入されたのと入れ替わって廃止されました。
その後、夜行列車や長距離バスなどで女性専用車両は登場しますが、通勤電車ではなかなか復活への動きは見られませんでした。そうこうしているうちに、女性の社会進出の拡大にともない、電車内での痴漢被害も増加していきます。こうした中で、東京の京王電鉄が2000年12月、京王線で女性専用車両の試験運用を開始します。試験運用は週末深夜の臨時列車限定でしたが、これが男女ともに好評で、翌年3月に全国に先駆けて完全復活されることとなったのです。以後、各鉄道会社は競って女性専用車両の導入に踏み切りました。少子化などによる利用者の減少で、混雑度が緩和されつつあったことも、踏み切ることができた要因かも知れません。現在の京王電鉄の女性専用車両はもっとも新宿方面寄りの1車両です。登場100年、女性専用車両はこれからどのような世相を映していくのでしょうか。
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